春を映す桜ゼリーのシフォンケーキ『SAKURA』誕生ストーリー
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こんにちは。
This is CHIFFON CAKE.です。
冬の寒さが和らぎ、ふと街中の空気が明るくなる頃。私たちの心もどこか軽やかになります。
当店でも、毎年ご好評いただいている春限定のシフォンケーキ『SAKURA』が、今年も完成いたしました。
今年で5回目の春を迎えるこのケーキ。
「今年の春は、どんな色だろう」そんな話をパティシエたちと交わしながら、
満開の華やかさではなく、季節が静かに移ろう、そのわずかな時間の美しさを表現できないかと考えました。
水面に浮かぶ桜の花びら。
風に揺れながら、そっと重なり合う淡い色。
その情景を、シフォンケーキというかたちで表したい。
それが、今年の『SAKURA』の出発点でした。
「ひとくち」の前にはじまる、春の物語。
私たちがお届けしたいのは、「おいしい」のもう少し前からはじまるときめき。
箱を開けてはじめてケーキを見る瞬間、あの静かな高揚感。
その驚きや喜びも、「おいしい」記憶の大切な一部だと考えています。
ふわりと立ちのぼる桜の香り。
淡いピンクのグラデーション。
そして何より目を奪われるのが、その見た目。
天面に流された透明な桜ゼリーが、光を受けてきらきらと輝きます。
わずかに波打つ質感に、水面を思わせる揺らぎが、春の情景をそっと映します。
箱から出しただけで、テーブルの上が一気に春の装いに変わり、その場の空気感までが華やかになります。
しっとり、瑞々しく。シフォンケーキに「桜ゼリー」という新たな挑戦
今年の『SAKURA』で最も大きな進化は、桜ゼリーを重ねたことです。
ゼリーの中には、薄紅色の桜の花びらが閉じ込められています。
光を通したときにだけ現れる、やさしい存在感。
あえて桜の主張を抑えた、引き算の設計にこだわりました。
一口、口に含んだ瞬間に訪れるのは、キュッと頬をくすぐるような瑞々しい酸味。そこへ重なるのは、桜の花びらから静かに滲みだした、 繊細な春の香りと、まろやかな塩味。
口に入れると、すっと溶け、あとから桜の余韻がやわらかく広がります。
何度も試作を重ねたのは、ゼリーのぷるぷる食感。
ほんのわずかな配合の違いで印象が変わってしまうため、
ふわふわのシフォン生地、軽やかなクリームと自然に溶け合うゼリーの弾力感を探し続けました。
ゼリーだけが浮いてしまっては意味がない。
三位一体になったときに初めて、「ゼリーをのせたシフォンケーキ」としての完成となるのです。
しっとり感に、瑞々しさを重ねる。
それが、今年の『SAKURA』の答えでした。
いつものおいしさに、満開への期待をのせて
今回のデコレーションにも、当店の代名詞ともいえる、マスカルポーネを配合した特製クリームを採用しました。
ミルクの濃厚なコクはあるのに、驚くほど軽やか。
口に含むと、空気をまとったようにふわりとほどけ、生地の持つ素材の味わいをそっと引き立てます。
外側は、淡いピンクのさくらクリームを丁寧に塗り重ねました。このグラデーションは、春風が吹き抜け、桜の満開へと向かってやさしく広がっていく様子を表現しています。
桜の輪郭を描き出す、ひとさじの名脇役
『SAKURA』の設計で欠かせないのが、ほんのわずかな塩味。
桜スイーツは、どうしても香りが前に出すぎると単調になりやすいため、シフォンケーキの生地とクリームの両方に、ごく少量の岩塩を忍ばせました。
塩が甘さの輪郭を描くことで、桜の繊細な香りをより立体的に、自然に引き立て、あと味の記憶として残る香りになります。
目立つ存在ではありませんが、この“ほんの少し”が、最後まで心地よくお楽しみいただける『SAKURA』の余韻を作り出しています。
想いを添える、春のメッセージカード
春は、出会いと別れの季節。
「お世話になった方への春のギフト」
「入学・卒業のお祝い」
「離れて暮らす家族への誕生日プレゼント」
毎年、多くの方の物語の節目に、SAKURAは選ばれています。
そこで通常デザインのメッセージカードに加え、春限定のさくらカードもご用意しました
「ありがとう」
「おめでとう」
箱を開けた瞬間の香りとともに、あなたの気持ちが届きますように。
春を、改めて味わうということ
四季の輪郭が少しずつ曖昧になりつつある今。
だからこそ、季節をきちんと味わう時間を大切にしたいと、私たちは考えています。
桜の香り。
やわらかな甘さ。
透き通るゼリーの光。
春の午後、窓辺でゆっくりと。
あるいは、大切な方と分け合うひとときに。
『SAKURA』が、あなたの春の記憶のひとつになれたなら。
ふわり、ほどける春をぜひお楽しみください。
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