生チョコレートをシフォンケーキで。 バレンタイン限定『Nama Chocolat』が生まれるまで
こんにちは。
This is CHIFFON CAKE.です。
今年のバレンタインに向けて、私たちはこれまでとは少し違うアプローチのチョコレートケーキをお届けすることにしました。
これまでのバレンタインシーズンでは、「生地そのもののおいしさ」を楽しんでいただくシフォンケーキを中心に展開してきました。
ふわふわと軽く、素材の香りが素直に広がる――
それが、私たちが大切にしてきたシフォンケーキの魅力だからです。
けれど近年、お客様からこんなお声をいただくようになりました。
「もっとチョコレートを堪能できるケーキが食べたい」
「バレンタインらしく、濃厚なチョコレートを味わいたい」
その声に向き合い、私たちが今回テーマに選んだのが「生チョコレート」でした。
日本で長く愛されてきた、あのなめらかな口どけを、シフォンケーキというかたちで表現できないだろうか。そんな問いから、『Nama Chocolat』の開発は始まりました。
今回は、その舞台裏を少しだけお話しします。
―なぜ「生チョコレート」だったのか
ふわふわのスポンジ、なめらかなチーズケーキ、そして、とろける生チョコレート。
日本のお菓子文化には、食感の心地よさを大切にする嗜好が根付いていると、私たちは感じています。
実は、生チョコレートそのものも、日本で生まれたスイーツです。
神奈川県のあるパティスリーが、「トリュフチョコレートの中身、ガナッシュだけを思いきり味わえたら」という発想から生み出したのが、その始まりだと言われています。
その「日本のお客様の“好き”に、真っ直ぐ向き合う」というエピソードは、私たちのものづくりの姿勢と深く重なりました。だからこそ今回は、バレンタインの定番であるチョコレートを、日本らしい“生チョコレート”という切り口で、シフォンケーキに落とし込むことにしたのです。
―箱を開けた瞬間から、バレンタインが始まる
『Nama Chocolat』では、まず視覚から、特別な時間を演出したいと考えました。
箱を開けると現れるのは、艶やかなグラサージュで丁寧に覆われた端正な佇まい。天面には、オレンジスライスを添え、静かな華やぎを持たせました。
解凍が進むにつれて、ふわりと立ち上がるカカオの香り。「早く食べてみたい」という期待感が先に広がっていきます。
一見すると、シックなホールケーキ。けれど、カットすると中央には、たっぷりのチョコレートクリームが現れます。
「生チョコレートのような口どけを、シフォンケーキで」
そんな今回のテーマを象徴する、パティシエこだわりの仕掛けです。
―これこそが、本物のチョコレートシフォン
多くの方がイメージするチョコレートシフォンケーキは、実は「チョコレート」ではなく「ココア」をメインに使ったものがほとんどです。
理由はシンプルで、チョコレートを生地に練り込むと、どうしても重くなってしまうから。
けれど私たちは、シフォンケーキと向き合い続けてきた経験をもとに、配合や泡立て、焼成を細かく調整することで、クーベルチュールチョコレートを贅沢に使った、ふわふわの生地を完成させました。
使用しているのは、香り高いクーベルチュールチョコレートと、ヴァンホーテン社の最高級ココアパウダー。シフォンケーキ特有の細かな気泡が、カカオの香りを口いっぱいに運び、軽やかでありながら、奥行きのあるチョコレートの余韻を残します。
それは、シフォンケーキだからこそできた挑戦でした。

―ガナッシュのような、チョコレートクリーム
ふわふわのチョコレートシフォンを包み込むのは、チョコレートを最大限に配合した濃厚なクリームです。
目指したのは、まさに生チョコレートのようなコクと満足感。見た目も質感も、ガナッシュを思わせるリッチな仕上がりにしました。
それでも、口どけは軽やかに。
独自の製法で空気をしっかりと含ませることで、スッとほどけるような後味を実現しています。

―しっとり、そして爽やかな余韻
『Nama Chocolat』を完成へと導いた最後の要素が、チョコレートシロップです。
クーベルチュールチョコレートに、オレンジピューレとオレンジリキュールを合わせ、シフォン生地の天面だけに、丁寧に染み込ませました。
このひと手間によって、生地はよりしっとりと。
さらに、濃厚なチョコレートの流れの中に、オレンジの爽やかな酸味が現れ、味わいを引き締めてくれます。
最後まで重たさを感じさせないこと。
それも、バレンタインケーキとして大切にしたポイントです。

―『Nama Chocolat』と過ごすひととき
生チョコレートのような濃厚さと、シフォンケーキならではの軽やかさを重ね合わせた、今だけの特別な一台。
恋人とゆっくり語らう夜に。 ワインやコーヒーとともに過ごす、大人の時間に。 あるいは、夢の「ワンホールひとり占め」を叶える、自分自身への最高のご褒美として。
甘さだけではない、余韻まで楽しめるチョコレートケーキをお探しの方に、ぜひお召し上がりいただけたら嬉しいです。
今年のバレンタイン、そしてホワイトデー。 あなたの過ごす時間が、このケーキとともに豊かに彩られますように。
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