「Frozen Mango」誕生秘話

強い日差しと雨の日が入り混じる今日この頃、
いかがお過ごしでしょうか？

2024年 This is CHIFFON CAKE.（以下 TiC)では、季節限定商品の販売が始まっています。
鮮やかなオレンジ色が輝く完熟マンゴーのシフォンケーキ「Frozen Mango」が発売中。オンラインストアを賑やかに彩っています。

今回はそんな「Frozen Mango」についての裏話をご紹介いたします。

“夏だからこそ”おいしいシフォンケーキを

2023年、夏に発売した「ピーチフローズンシフォン」。
再販を望むお声を多く頂戴したり、テレビなどメディアに取り上げていただきまして大きな反響をいただきました。

この「ピーチフローズンシフォン」は、冷凍庫から取り出した瞬間が食べごろなシフォンケーキ。
宝石のように艶めく桃の果実は、はじめはひんやりシャリシャリ、次第にとろけてなくなってしまいます。

暑い時期、思わず手を伸ばして購入するのはやっぱりアイスクリーム。
作りたてのおいしさを閉じ込め、冷凍でお届けするTiCだからこそ、凍ったまま食べるシフォンケーキをお届けしたい！
そんな思いから始まりました。

今年の主役はマンゴー

夏にスイーツを食べるならどんな素材を使用するか？暑い時期にはさっぱりフルーティーに仕上げたいと考えました。

暑い中でも快適な気分で過ごしてもらえて、暑い夏を感じていただくなら。
南国のフルーツ・マンゴーなら季節限定商品らしさとフルーツの瑞々しさを楽しんでいただけると考え、マンゴーのシフォンケーキになりました。

「ピーチフローズンシフォン」の際もふんわりピーチ香るシフォン生地を使用しましたが、今回の「Frozen Mango」でもマンゴーのシフォン生地を焼き上げました。
シフォンをカットすると鮮やかなオレンジが登場。濃厚な風味で知られるアルフォンソマンゴーを使用しており、トッピングをしない状態で食べても、とてもおいしいシフォン生地です。

また、溢れんばかりに飾られたマンゴーダイスは、マンゴーの風味とシャクシャクとした食べ応えのある食感が最高です。
しかし、凍っている食べ物は舌が味を感じづらいという点がありました。

そこでマンゴーダイスをトッピングする前に、濃厚なマンゴーソースを敷き詰め、マンゴーの味を感じやすくすることにしました。
全体の味のバランスを見るために何度も試作を重ね、食べ比べ、今のマンゴーソースが決まりました。

凍っているからできるトッピング

通常TiCのシフォンケーキは、お召し上がりの前に冷蔵庫で3時間ほど解凍していただきますが、「Frozen Mango」は冷凍庫から出してすぐにお楽しみいただける新感覚スイーツです。

マンゴーダイスを溢れんばかりにトッピング。
これだけの量のトッピングはもちろん重さがあります。シフォンケーキの生地は、元々空気を含んだ「ふわふわ」の食感が特徴ですが、その分軽く、重みのあるトッピングをすれば沈んでしまいます。

今回のシフォンは”凍ったまま食べる”というテーマでしたので、天面のトッピングに関して、生地が重さに耐えられず沈んでしまうかもしれないということを考慮する必要がありませんでした。
そのため、最大限のマンゴーを使用し飾り付けることができました。 
“凍ったまま食べる" シフォンだから実現できたフルーツ感満載のケーキです。

大事な引き立て役・ココナッツ

マンゴーのみのシフォンケーキも、もちろんおいしいですが、せっかくならマンゴーのおいしさをより引き出したいと考えました。
そこでココナッツを使用することにしました。
マンゴーと同じく暖かい地域で取れる素材で、その相性の良さは既にご存じの方も多いことでしょう。

はじめ、ココナッツファインをトッピングとして使用しました。
ココナッツファインは、ココナッツの果肉（固形胚乳）を細かく削ったものです。ココナッツの食感や香りを楽しむことができ、マンゴーの味が引き立つと考えました。
ところがココナッツファインはうまくいきませんでした。食感は大きなマンゴーダイスに負け、凍ったまま食べるので香りがほとんどしなかったのです。

そこでマンゴーのシフォン生地を包み込む、ココナッツクリームでデコレーションすることにしました。白いクリームにココナッツを混ぜ込みました。
すると、マンゴーが主役なのは明確な中でココナッツの風味が広がる、求めていた味のバランスになりました。

夏の暑さを美味しく爽やかに乗り越えるためのご褒美シフォンケーキ「Frozen Mango」。
この機会にぜひお試しください。

製品情報

■Frozen Mango
価格：¥3,250（税込）
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